アレンテージョ地方はコルクの林が一杯!
コルク樫の形は色々。お国柄と同じように枝ぶりは自由に延び延びと。
ところが、何故だかは判らないのですが、(聞こう、聞こうと思っているのですが、忘れたまま^-^;; )広~い牧草地にポツンととても形の良い樹が在るのです。
お椀を伏せたように! 剪定でもしているのかなと思うのですが、そんなことポルトガル人がするだろうか??^-^;
車で通りががっても、危なくて停まれないので、なかなか撮れないのです。
宣言が出て、車もぐっと少なくなっていたある日、出遭ったのです。大好きな形のコルク樫に!
我が村の近くで・・・
これらのコルクは樹皮を剥がされません。

以前に住んでいた村の黒豚達です。
これらのコルク樫の実(どんぐり)は黒豚のご馳走になるのです。
ポルトガルにも美味しい「イベリコ黒豚生ハム在り!
ポルトガルもイベリア半島にあります。
でも、「イベリコ黒豚」、「生ハム」と言えば先ずスペインと思うのが普通でしょう。 いえいえ、ポルトガルにも美味しい黒豚さんの生ハムが在るのです!
黒豚達の餌になるコルク樫はポルトガルに大量に在るのです。(細かいことは知りませんが・・・)
「だって、俺たちの分がなくなるよ。^-^;」
過日、友人をワインセラーへ案内したときの事です。
友人が、「こんなに美味しいワン、何故もっと日本に輸出しないのですか?」と。
「俺たちが飲むワインが無くなったら大変だから・・・ 」と半分真面目顔で担当者。
と言うことで、スペインに負けない位美味しい生ハムも、同じ理由であまり見かけないのかもしれませんね。^-^
久しぶりに「ポルトガルの黒豚」の霜降が食べたくなってきました。^-^
ドングリが黒豚のご馳走だったのですね。そしてその豚達に手を加えて人間どものご馳走に。これも食物連鎖。
感謝して、いただいています。
出かける度に見かける羊達も、牛も、山羊も、皆私達人間のために居てくれるのですね。 彼らは毎日毎日、同じメニュー(牧草)を文句も言わないで美味しうに食べています。
神様(特定な宗教信者ではないですが)、自然は本当にいろんな物を造ったのですね。コロナヴィールスも・・・。