何かにつけてお世話になっているアントニオがナイフをくれたのです!
ジョアンのカフェでコレクションしている「ナイフ籤」がありました。どこのカフェでもほぼ100%あります。集めているのはナイフに店名とその町の刻印があるもののみ。
過日、ジョアンの店で、「ジョアン、店名が入ってないね。」とジョアンに言うと、「昔はいれていたが・・・。」とジョアン。それで籤を引くのは止めたのです。 (傍でアントニオが聞いていたのです。)
昨日、アントニオに会った時、彼がポケットから何やら出して私にくれたのです。
「えっ、ナイフ??・・・・・そうか! ありがとう!」 アントニオはジョアンの店の名入りナイフを持っていたのです。 それは新品でした。
なんと!優しいアントニオ!!^-^
でも、タダでもらってはだめ!なのです。
ポルトガルに来て直の頃、1円でも5円でも払わないと、友人関係が危険な事になるとの謂れがあると村人から教えてもらいました。 で、「後でお金を払いましからね。」、と私。「ちっちゃなコインでね。^-^」とアントニオ。
ナイフはアレンテジャーノ(アレンテージョに暮らす人々の事)の必携帯品
このようなナイフをこの地方に人は誰でもポケットに入れています。持っていないと「な~んだ、お前はアレンテジャーノではない。」と笑われるのです。 女性もかならずポーチなどに入れているのです。
とにかく何かと便利に使えるのです。 食事する時も愛用している人もいます。マイ箸みたいなものです。
日本では「危ない人」になってしまいそうですね。

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