神戸個展の案内状が刷り上がりホッとしたので、今回の大変な一時帰国途中のロンドン、パディントンでの愉しかったことを書いてみます。
 
 ロンドン・ヒースロー空港で、(リスボンの空港では問題なくパスして搭乗できたのですが)共同運航のJAL便への乗り継ぎ時に、ポルトガルの保健所で受けたPCR検査書類のミスを指摘され、PCR検査を再度受けることになってしまいました。 何とか当日の便に間に合うという事で、高い検査代を払って検査を受けたのですが、結局検査結果が間に合わず、翌日の便になってしまったのです。
 何だか腑に落ちない気持ちでしたが、「どうせの事だから、好きな街、パディントンまで行って「一泊旅行」を楽しむことにしました。
 ヒースロー空港から特急列車で15分、懐かしいパディントン駅に到着。 構内は沢山の人々で賑わっていました。しっかりと疲れていましたが、まだ日暮れまでには時間があったので、ホテルにチェックインする前にいっぱい飲むことにしました。
 適当にホテルの方向に向かって歩いていると、思い出のある通りに出て、何だかホッとしました。 イギリスらしい黒のペイントのお店に入りました。 お客は丁度良い混み具合。 どこへ座ろうかなと見渡すと、一つのグループの男性グループが、「こちらへどうぞ。^-^」と彼等の隣の席へ通してくれました。  そのグループのテーブルには既に何本ものビールグラスが立っていました。
 それを見ながらどれにしようかなと見ていると、テーブルの男性がいろいろ説明してくれました。 どれでも良いので適当に中ジョッキを頼みました。 誰が店員さんなのか、グループ人なのかわかりませんでしたが、暫くしてビールが届きました。 「(日本語で)かんぱーい!」。 隣のテーブルは常連さんでした。ほぼ毎日ここで飲んで、郊外の家に帰るとの事でした。 一人は空港で着陸した飛行機を誘導する仕事との事でした。 もう一人は昔ラガーマンでした。 もう一人は忘れましたが、タバコが大好きのでっかい人でした。皆気さくで明るくて、「いい席に座ったな~。」と。
 お腹が減っていたので、ツマミでもと手羽先(日本のそれによく似ていました。)を頼むことに。 注文は奥のカウンターで現金払いとの事。 注文を終えて帰ってきて、「さっきのビールは未だ払ってないのだが・・・?」と隣の常連さんに聞いたら、「あれは俺たちの歓迎の気持ちだよ。^-^」、と。 素直に「ありがとう!」とお礼を言って、再度乾杯。 ポルトガルに比べるとビールは数倍の価格!  いきなりの歓迎のご馳走に面くらいましたが、さらっと「歓迎」してくれた「パディントン魂」がかっこよかったです。

 今夜のホテルの場所を聞くと、店を出て50m程先の右にあるとの事。 良かった~。そんなに近いとは!
 話が弾んで、「もっと飲もう! 俺たちがご馳走するよ。」と常連さん。 遠慮したのだが、小さいグラスでもうちょっと頂くことに。 店の外へ出て、タバコ好きが作ってくれたタバコで一服。 外は冷えてきました。 話好きな若者が傍に来ていろいろ話してくれました。エンジニアの彼は日本の車を褒めていました。 
 もう少し彼等と飲んで居たかったのですが、「ありがとう! また必ずここへ来ますね。」とお別れ。  

 思わぬ楽しい一時を過ごさせてもらった。 次回はストップオーバーしてでもまた来てみたい。 
 3人組さん、ありがとう。
 

 💛ご覧いただき、ありがとうございました。  Bumpei
 

2 件のコメント

  • 文平さん、楽しそうでいいな~。完全に周囲に馴染んでいます。とてもジャパニーズには見えません(笑)

    • かもしれませんね。今はもう自分でも25%位はポルトガル人かもと。^-^ そう言えば大学3年の時スペインのフラメンコレストランで隣の席の紳士に「ソフィアンには見えませんね。」と言われたこと思い出しましたよ。 小生はちょっとひねくれもので、「〇〇ぶる」のは嫌いだし、あまり『〇〇らしい」のも好きではないし。ジャパニーズに見えないのはちょっぴり(^-^); (^-^)

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    ABOUTこの記事をかいた人

    突然、40歳の誕生日に趣味のゴルフをやめて、絵を描くことに。 自由に描きたかったので、テレビの講座と本で独学。 酔った勢いで個展を開催することになり、いつの間にか本業の印刷関係の仕事は少なくなり、「絵描き」になってしまった。  毎年、ヨーロッパへ取材に出かけていたが、学生時代に学んだ忘れかけていたポルトガル語を再度生かすべく、2010年ポルトガルの田舎に移住。  天気が良ければ愛車(1999年生まれ)ポンコツルノー・クリオで取材に。 スペイン、フランスにもクリオを走らせる。 のんびり、ゆったりと暮らしながらポルトガルを中心にヨーロッパの風景を描いています。