昔住んで居たAzaruja村 2点
 一枚目は公園の前に住んでいた村。仕事場の窓からは公園で遊ぶ子供たちの姿、ベンチで日向ぼっこをしているお年寄り、カフェで飲んでる村人の姿がよ~く見えました。 夕方になってカフェに集まる村人を見ているとついつい飲みたくなって・・・。 一日に2度くらいはカフェに行き、村人達との触れ合いを楽しんでいました。 
 カフェのマスター、ジョアンはいつ行っても挨拶代わりに「ビジ~ン、ビジ~ン」と連れ合いの事を言って歓待してくれました。 ポルトガル語でご近所さんの事を「ビジンニョ」と言うので、「日本語の「美人」と似てるよ。」と言うとマスターが覚えてしまって・・・^-^;
この村には長く居たので、懐かしく逢いたい人たちがいっぱいです。 ジョアン、ジョージ、トゼ、ピント、イナシオ、カルロス、フェルナンド、ジョゼ、マリア、ファティマ、クリスティーナ、クリスティアナ、・・・名前が出てこないのですが、顔はしっかりと覚えている人達も沢山居ます。 みんな優しい人達ばかりです。

 二枚目は同じ村ですが、見晴らしの良い一軒家に越したところです。日の出から日没までが見える素晴らしい所でした。 ここはもう一回住んでみたい家です。 周りは羊が放牧されてる牧場とオリーブ畑。 お隣さんは数百メートル離れている集落に数軒のみ。 静かすぎて越したばかりの頃は何だか心細い位でした。^-^;   毎朝夕、集落の人達が我が家の前を自転車や車で通って行きます。 笑顔で挨拶を交わし、時々は玄関先のテラスでお茶したり、暑い日はちょっとビールを飲みに寄ってくれたり・・・。 我等が留守の時にやって来たピントさん、テラスの影にビール置いて帰ってしまって、「何だろう?このビール」と思っていたら翌日またやってきて、「カンパ~イ」したこともありました。^-^; 
一度夏の暑い風の強い日、裏庭でコルク細工をしてい居ると、目の前の電線が風でショートし火花が枯れた牧草に飛び、一気に燃え出しえらい事になりました。たまたま風向きが良かったので、我が家は無事でした。 村人が我が家の前に集まってきて、消防車の来るのを待って居ましたが、隣町から30分程経ってからやってきました。火を消えていました。^-^;
 沢山の思い出が出来た素晴らしい村・・・AZARUJA!

💛💛ご覧いただき、ありがとうございました   BUMPEI

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ABOUTこの記事をかいた人

突然、40歳の誕生日に趣味のゴルフをやめて、絵を描くことに。 自由に描きたかったので、テレビの講座と本で独学。 酔った勢いで個展を開催することになり、いつの間にか本業の印刷関係の仕事は少なくなり、「絵描き」になってしまった。  毎年、ヨーロッパへ取材に出かけていたが、学生時代に学んだ忘れかけていたポルトガル語を再度生かすべく、2010年ポルトガルの田舎に移住。  天気が良ければ愛車(1999年生まれ)ポンコツルノー・クリオで取材に。 スペイン、フランスにもクリオを走らせる。 のんびり、ゆったりと暮らしながらポルトガルを中心にヨーロッパの風景を描いています。