昨年から気になっていた隣村の山奥の一軒家。 誰か住んで居るのかな? 昨年も描いたのですが、また山に咲いてる花の写真を撮りがてら、行ってみました。
写真を撮っていたら、遠くで家の前でおじさんが一輪車を押しているのが見えました。 手を振って挨拶。おじさんも手を振ってくれました。
山道は今冬の雨でかなり荒れていて、水たまりや飛び出た岩を避けるのに、肩が凝ってしまいました。
帰り道、おじさんが門の近くで作業をしていたので、声を掛けました。 おじさんも話しかけてきたので、車から降りて挨拶。 「中で好きなように撮ってくださいな。」とおじさん。
庭の端には山水が流れる小さな川。コルクの樹、色んな花、竹まで植林してありました。 おじさんは一昨年にここを買い、今いろいろ補修の最中との事でした。 周りは誰も居ません、住んで居ません。「ぜ~んぶおじさんの世界だね!」、「いや、その川までと向こうは、あの大きな樹のところまでだよ。」と真面目な答えが返ってきました。
少し前まで、仕事はテージョ河で魚や貝を捕り一儲けし、いろいろあって別荘としてここへ住んでみようかなと言うことにしたそうです。 日本人の書いた森林浴の本を見せてくれました。 「お金なんかもう要らないし、いろんな物もらったり、拾ったりで充分だよ。」なんて言ってました。
「いつでも遊びに来てくださいな。」と。 ゴッホさんを少し小ぶりにしたような人でした。^-^;
また、後日きてみようかなと。

おじさんの別荘地
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こんばんわ。これこそが、真実の「豊かさ」でしょうね。うらやましですが、私にはできません。それだけの自立心がありません。便利すぎることが、災いしているのでしょうか?それとも頼りすぎですか?それともいいわけでしょうか?
彼もいろいろ事情がありそうなのですが、行きついたところが今の暮らしの様です。私も羨ましいなとは思いますが、別荘としてたまに生活する場所ならいいかなと。
やはり、「普通の」暮らしが何といっても良いですよ。^-^