こんな景色が大好きです。
ナザレーは訪れる度に街が賑やかに、そして家並みがキレイになってきています。
それは良い事だと思っています。
でも、立ち並ぶマンション群、きれいに塗られた真っ白い壁、アルミサッシに代わった窓や扉・・・。
30数年前に出遭って、毎年泊まっているホテルのオーナーも大歓迎してくれます。「先日も貴方たちの写真を観ていましたよ。また撮りましょうね。」と言ってくれました。
働き者のオーナーは次々と近くのカフェを買い取り、隣に新しくホテルも開業したようです。すごい事だと思います。(彼の偉ぶらない態度は、昔と少しも変わっていないところがまた凄いと思っています。)
でも、何だか毎年ナザレーへの想いが、薄れていくような気分になってしまいます。
絵にしたいところが無くなっていくのです。
賑やかなところを避けて、普通の暮らしが見える処を歩き周り、こんな景色に出遭うとほっとするのです。

Thank you! (^-^)