エンジンが突然ストップ。

タイヤの修理をお願いしようと、村人が教えてくれた店をさがしていたのです。

どうも道を間違えたようで、Uターンをしようとスピードを落とし、右の路肩へ止まろうとしたら、音もなくエンジンが止まったのです。

今までに2度程、走行中にエンジンが止まったことがありました。 でも、走りながらエンジンをかけたら問題なくかかり、走行を続けていたのです。

今回は、止まってキーを回してもかかりません。 バッテリーがなくなった時の音とはちょっと違った音です。バッテリーの問題ではなく別の個所の様です。 「やばいかも?」

電話も使えない・・・

車の保険には入っているので、先ず電話をしなくては!と思ったのですが、今日はしばらく使わなかったポルトガルの携帯電話がPINコードを入れないと使えなくなっていたので、忘れてしまったピンコードの件で電話屋さんへも行ってきたばかりでした。

「ピンコードは買った時の契約書に描いてあります。もし、契約書を無ければ、ボーダフォンの直営店で聞いてください。」とのことで、今は使えない状態なのです。
よりによって・・・・>-<;;;;

電話を借りる処も人もいない・・・

更に悪いことに、停まったところはキンタ(住宅付き農場)ばかりで民家もお店も何にもない処です。遠くに民家が見えるが2~3kmはありそうだ。

車は時々走ってくるのですが、皆、100km/hくらいで走ってくるので車を止めて、助けてもらうことは危なくてできない。ダメ元で携帯のピンコードを適当に入れてみたのです。なんと!2度目に出来てしまったのです。繋がった!!!

何を言ってるのか全然わからない・・・

保険屋さんに繋がった(たぶん)のですが、早口のポルトガル語で何を言ってるのかさっぱりわかりません。「〇〇の要件は#〇を押してください。△△の要件・・・・・」と言ってるのか、「この電話は・・・・・・」と、どことも繋がっていないと言ってるのかわからないのです。保険会社の「チューリッヒ」と言う言葉は聞こえてこなかったのです。

112(日本の110番)にSOS電を!

「走行中に車が故障して、道で止まってしまいました。保険屋さんと上手く話しができないので、助けてくれますか?」と警察に電話をしたのです。
何とか通じた様で、「じゃ、レッカー屋さんの番号を教えるから、そこへ電話をしなさい。」と。

レッカー屋さんとも何とか話が出来て、20分ほど待ったら来てくれたのです。
ただ、自分の停まっている場所を教えるのに一苦労しました。 Mapsmeというアプリがとても役に立ったのです。

だんだん日が暮れてくるし、心細くなる気持ちを抑えて、待っていました。

お助けマン登場!

とてもやさしいラガーマンの様なおじさんがニコニコ顔で車から降りてきました。「よろしく!」と言ってまずはシェイクハンド。

テキパキと我車をレッカー車に載せて・・・・「さて、どこへ運んだら良いのですか?」とおじさん。「我等もタイヤの修理をしてもらおうと、修理屋さんを探していたところだったのですよ。」 大体の場所を伝えると、「OK、判った。」とおじさん。

これで一安心!!^-^

夏でなくて、夜でなくて本当によかった! 

(レッカー代40ユーロ)

修理やさんもとても良い感じでした。今日、修理に関して電話がかかってくるので、「修理については見積後考えてください。」ことでした。「どきっ!!!・・・」

では、また・・・

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ABOUTこの記事をかいた人

突然、40歳の誕生日に趣味のゴルフをやめて、絵を描くことに。 自由に描きたかったので、テレビの講座と本で独学。 酔った勢いで個展を開催することになり、いつの間にか本業の印刷関係の仕事は少なくなり、「絵描き」になってしまった。  毎年、ヨーロッパへ取材に出かけていたが、学生時代に学んだ忘れかけていたポルトガル語を再度生かすべく、2010年ポルトガルの田舎に移住。  天気が良ければ愛車(1999年生まれ)ポンコツルノー・クリオで取材に。 スペイン、フランスにもクリオを走らせる。 のんびり、ゆったりと暮らしながらポルトガルを中心にヨーロッパの風景を描いています。